ホクレア号

近代計器を一切使わず、星や太陽の動き、波や風の変化などによるナビゲーションをもとに海を渡るホクレア号。
ホクレアとはハワイ語で"喜びの星"を意味します。
海洋汚染や気候変動など、数々の地球環境の危機に直面している現代。
私たちに真っ向から「自然と調和して生きる人間観」を問う存在であり、ハワイ州の州宝にも指定されています。

1976年、伝統航海術を用いたハワイータヒチ間の航海に成功し、ポリネシアの先祖たちが偶然ハワイに漂着したという説を覆しました。
彼らは航路を理解し、意図的にハワイにたどり着いたことを証明したのです。
その後も様々な研究が続けられ、これまで40年以上に渡り世界中を航海し続けています。
先日、ハワイ州観光局が主催する、ドキュメンタリー映画「マラマホヌア世界航海2014-2017」の上映会に参加しました。
ホクレアを通して海、そして環境を守ることの大切さを啓蒙し、ハワイ姉妹都市を中心とした文化交流や環境教育プロジェクトを広めていきたいということです。

ホクレア号は1976年の処女航海成功から50周年を記念して、2022年から2026年まで再び世界各国を巡る航海に出ることが発表されています。
46ヶ国、全345ヶ所に寄港しながら太平洋を一周する壮大な計画。
日本もその航路に含まれています。
ホクレア号が再び日本にやってくる!
考えるだけでもワクワクしますね♡

ALOHA NŌ♡

Kumu Hula Liki Tavete 率いる Hālau Nā Pua Mai Ka Lani Iāpana 東京校のブログです

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