二十歳のお誕生日を迎える前夜、つまり10代最後の夜に10年後の私に宛てた手紙を書きました。
その時に思っていたことを素直に綴り、将来なりたい自分像を描き、読んでいた本や好きな映画のタイトルなども書き添えた記憶があります。
10年後、30歳目前の私が手にするのを楽しみに、しっかりと封をし大切に大切に保管していたはず…
でした。
なんと、2年後の家の建替えの際にあっけなく紛失、幻の手紙となってしまったのです。
あれから、過去に想いを馳せる暇もないほど忙しなくも充実した年月を重ね、気がつけば今日という日を迎えていました。
飛ぶように過ぎた日々を嘆く私に友人が言ってくれました。
「あの時ああだった、こうだった、とそんな事ばかりを追えばただ歳をとったように感じるけれど、それもあなたがいろいろな事に挑戦してきたから。そんな時を過ごしてきた自分を褒めてあげよう。」
うんうん、そうだよね。
今夜は自分を抱きしめてから眠りにつきましょう。
10年後の私も自分を褒めてあげられますように。
ありがとう♡
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